こんばんはー!
継サラです!
今日はタルムードの「難破船と3人の乗客」について話をしていきます。
タルムードとはユダヤ人の人生の羅針盤になっているものです。
ユダヤ人とは世界の人口の約0.25%に過ぎない人口ですが、ノーベル賞受賞者の20%がユダヤ人と言われています。
またフォーブスが公表する長者番付でも、上位陣には常にユダヤ人がいます。
それほど、ユダヤ人というのは
✅頭脳が優秀
✅大金持ち・成功者が多い
と言われています。そして彼らの人生の羅針盤になっているのが
①ヘブライ聖書と
②タルムード(一冊約400ページ、全30冊以上からなる書物)
今日はこのタルムードに載っている「小話」を紹介してそこから読み取れる成功者のマインドを発信できたらと思います。
✅「こんな働き方を続けて良いのかな?」と疑問を抱えながらも会社にしがみつく
✅「将来が不安だな」と思いながら生活している人
僕自身もこのような悩みを抱えているので、今回の難破船の3人の乗客の話から学んで生活に活かしていきたいと思います。
それではいきましょう!
タルムードと「難破船の3人の乗客」
ある時、帆船(はんせん)が嵐に逢って難破した。
流れ着いた無人島は、たくさんのフルーツが実る島でした。
帆船は、その島で修理をしてから出航することになりました。
乗客は、3人です(乗客ABC)
嵐で遭難して、何日も空腹続きだったけど
船が出航してしまう心配の方が強く、空腹は我慢することにした
船の修理が終わる様子を見るや、大急ぎで船に戻った。
満腹になるまで食べることはできなかったけど
なんとか空腹を満たせたし、フルーツで水分補給もできた
そう思って、島の奥地まで入って行って、大量のフルーツを入手しました。
既に船のことは見えないところまで来ていたけれど
「まだ大丈夫」と、フルーツをたらふく食べることに専念した。
ようやくお腹が満たされ、船のあるところまで戻ったら
すでに、船は出航した後。
完全に取り残されてしまった。
🌀不安に心を支配されて
🌀全く行動を起こさずに
🌀日に日に「状況を悪化させていく」
「難破船の3人の乗客」は、リスクコントロールの話
この話の学びは「リスクの取り方」についてです。
船から遠くに離れてしまうと
⚠️出航に間に合わないかもしれない
⚠️船の位置を見失って迷子になるかもしれない
こういうリスクがあります。
一方で、そういうリスクを取らないと、フルーツを入手・食べることで
✅ビタミンを補給したり
✅水分を補給したりして
お腹を満たすというリターンが得ることができません。
物事にはリスクがつきものです。
❎慎重になりすぎると、失敗する
❎大胆になり過ぎても、失敗する
「じゃあどうすればいいのか」というと、
船の見える位置でフルーツを食べていた乗客Bのように
✅素早くリスク・リターンを計算して、適正なリスクをとるしかない
これがキーワードになります。
適正なリスクこそが、人生に勝利をもたらすということです。
大切なことは
❎リスクの避け方ではなくて
✅適正なリスクの取り方です
物事に対する一番最大のリスクは何か?リターンはどの程度か?を考える必要があります。
・初めて自転車に乗れるようになった頃のことを思い出してみる
⚠️転ぶかもしれない
⚠️怪我するかもしれない
こういうリスクをとったからこそ、自転車に乗れるようになったはずです。
また転ぶかもしれないというリスクに対して
✅ヘルメットを被る
✅膝当て、肘当てをつける
✅人のいない広い場所で練習する
✅車が走ってて、こけたら致命傷になるような場所では練習をしない
こうすることでリスクをある程度コントロールできるようになります。
船の見える位置でフルーツを食べた乗客Bと、やっていることは同じと言えます。
この話が日常にどう関係があるのかというと、今コロナ禍という状況の中で会社の経営状態が危険な状態=船が帆船状態と言えます。
また
❎給与カット
❎賞与カット
❎リストラ
など色々なことをやって、船=会社を修理している状況と言えます。
こういう状況の時に「もう会社なんて頼りにならない!独立だ!」って言って
勢いに任せて会社を辞めてしまう人は島の奥までフルーツを取りに行って。取り残された「乗客C」になってしまう可能性があります。
一方でこの状況の中でなにも行動に起こさない人、つまり「乗客A」は船の修理が完了して動き出せば、別の場所に移動できるかもしれません。
でも✅船(=会社)が助かるのと
✅船員(=会社員)が助かるのは
全く別問題だということを理解しなければなりません。
会社に残りながら、✅副業を始めてみる
✅資産運用を始めてみる
こういうリスクの取り方をできる人は「乗客B」になる可能性があります。
自分を取り巻く環境はその都度、変化していきます。
自分にとって適正なリスクを見極めて行動していくことが大切ですね!
では!
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